[pgpool-general-jp: 1648] Re: pgpool-IIの処理性能について

[Tatsuo Ishii]

江頭様

石井です。

>> もちろん、load_blance_modeがoffならprimary以外にはSyncを送らなくても良
>> い、といったadhocな対応はできるかもしれませんが、もうちょっときれいに
>> できないものかと思っています。
>> 
>> # それ以外に、たとえばbackend_weightが0のノードにはSyncを送らなくても
>> # 良いとか、database_redirect_preference_listなどの設定によってはある
>> # ノードにデータを送らないで済むケースがあるので。
>> 
>> 本質的には、バックエンド毎に、前回のSyncから今回までの間にデータのやり
>> 取りが合ったかどうかを記憶しておいて、Syncを送る時に今までデータのやり
>> 取りがなかったバックエンドには送信しない、というふうにするのが良いので
>> はないか、と考えています。

いま開発中のPgpool-II 4.2向けですが、この方向で実装したパッチを作って
みました(4.1以前のバージョンにはそのままでは当たりません)。期待した通
りに動作はするのですが、残念ながら手元の環境では10%ほどの性能低下があっ
たため、採用を見送ることにしました。原因は、おそらく管理のためのオーバ
ヘッドが増えたためだと思われます。

手元の環境は、pgpool_setupで作った環境で、通信オーバヘッドが極小である
ため、オーバヘッドが目立ったのかも知れません。

参考までにパッチを貼付します。
--
Tatsuo Ishii
SRA OSS, Inc. Japan
English: http://www.sraoss.co.jp/index_en.php
Japanese:http://www.sraoss.co.jp
-------------- next part --------------
テキスト形式以外の添付ファイルを保管しました...
ファイル名: eliminate-sync.diff
型:         text/x-patch
サイズ:     9684 バイト
説明:       無し
URL:        <http://www.sraoss.jp/pipermail/pgpool-general-jp/attachments/20201005/18a37af4/attachment.bin>