[pgpool-general-jp: 1605] Re: 「detach_false_primary」の利用条件について
Tatsuo Ishii
ishii @ sraoss.co.jp
2019年 8月 19日 (月) 14:39:51 JST
石井です。
> いつもお世話になっております、中村と申します。
>
>
> pgpool-II4.0から導入された新機能「detach_false_primary」の利用条件につ
> いて
> ご確認をさせてください。
>
>
> 以下の【レプリケーション専用LANを持つ構成】のように、pgpool-IIから接続
> するIPアドレスと、
> DB間のレプリケーションを行うIPアドレスが異なる場合に、
> 「detach_false_primary」を用いて
> 不正なプライマリを除外する方法はありますでしょうか?
ないと思います。
> また、現在対応していない場合、今後対応する予定などはありますでしょうか?
Pgpool-IIから見ると、たとえば172.10.10.1と192.168.122が実は同一ホスト
を指している、ということを知る方法がないため、対応は難しいと思います。
> 現在の仕様では、「detach_false_primary」を用いて不正なプライマリを除外
> するためには、
> pgpool.conf の backend_hostname に指定するIPアドレスと、
> recovery.conf の primary_conninfo に指定するIPアドレスは同じでなければ
> ならないようです。
はい、ご認識の通りです。
> これは、不正なプライマリの判断を行うために pg_stat_wal_receiver の
> conninfo から
> レプリケーション元(マスタDB)のIPアドレスを取得し、pgpool.conf の
> backend_hostname と
> 突き合わせを行っているためですが、【レプリケーション専用LANを持つ構成】
> ではこの仕組みは
> 利用できないと考えています。
>
>
> ----
> 【レプリケーション専用LANを持つ構成】
>
> ■pgpool.confの設定
> backend_hostname0 = '172.10.10.1'
> backend_hostname1 = '172.10.10.2'
> backend_hostname2 = '172.10.10.3'
>
> ■DBサーバのIPアドレス
> ・DBノード1
> pgpool-IIから接続するIPアドレス:172.10.10.1
> レプリケーションを行うIPアドレス:192.168.122.11
> ・DBノード2
> pgpool-IIから接続するIPアドレス:172.10.10.2
> レプリケーションを行うIPアドレス:192.168.122.12
> ・DBノード3
> pgpool-IIから接続するIPアドレス:172.10.10.3
> レプリケーションを行うIPアドレス:192.168.122.13
>
>
> ご確認のほど、よろしくお願い致します。
>
>
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