[pgpool-general-jp: 996] Re: オンラインリカバリ直後の縮退

Toshihiro Kitagawa kitagawa @ sraoss.co.jp
2011年 9月 15日 (木) 11:44:10 JST


上田様

北川です。

On Thu, 15 Sep 2011 09:15:44 +0900
上田 栄一 <pst11841 @ hotmail.co.jp> wrote:

> 
> 質問者の上田です。
> 北川様、先日はご回答ありがとうございました。
> ご報告も兼ねて、投稿いたします。
>  
> rsyncに-cオプションを含めた形でオンラインリカバリを実行する方法ですが、
> この度実施したところ改善はなされませんでした。
>  
> また、先日SRA社様の運用管理およびクラスターシステム構築のトレーニングを
> 受講させていただいたのですが、pgpool-IIをレプリケーションモードで同期を
> 保つのは、難易度が非常に高いということが分かりました。少なくとも、
>  
> >確か、pgpool-IIはバージョン3.0になってから、対応するシーケンス
> >テーブルに対して行ロックを行なうことによって排他制御するので、
> >ずれないという認識です。
>  
> という甘いものではないことが理解できました。
> 北川様のアドバイスに対して失礼であったことをお詫びいたします。

いえいえ、とんでもないです。
私も、なんらか指摘すればよかったのですが見逃してました、すみません。

> SQLは製品組み込みで、私が直に修正できるものではないので、インフラの構成
> 変更(冗長化は別な手段)によって解決を目指すこととなりました。

SQLを把握・変更できない場合は、やはりレプリケーションモードでの
使用は難しいですね。

オンラインリカバリ後にすぐ縮退してしまうということは、pgpool-IIで使用
するには明示的にロックしなければいけないようなSQLが、アプリケーションで
使用されているのかもしれません。

それから、replicate_selectを有効にしている場合は、各ノードで完全同時に
SELECTを実行することはできませんので、そのわずかな間隔に他のセッション
から更新クエリが割り込んでノード間でSELECT結果が異なっただだけでも不整合
と検知します。そのため、実際にはノード間でデータが不整合になっていなく
てもそう検知してしまうこともあります。

> 今後ともよろしくお願いいたします。

よろしくお願いいたします。

-- 
Toshihiro Kitagawa
SRA OSS, Inc. Japan

> --
> Eiichi Ueda
> pst11841 @ hotmail.co.jp
> 
> ________________________________
> > From: pst11841 @ hotmail.co.jp 
> > To: kitagawa @ sraoss.co.jp; pgpool-general-jp @ sraoss.jp 
> > Date: Tue, 6 Sep 2011 15:21:49 +0900 
> > Subject: [pgpool-general-jp: 993] Re: オンラインリカバリ直後の縮退 
> >  
> > 北川様 
> >  
> > 質問者の上田です。 
> > 調査に時間がかかり、返信が遅れまして申し訳ありません。 
> >  
> > 確か、pgpool-IIはバージョン3.0になってから、対応するシーケンス 
> > テーブルに対して行ロックを行なうことによって排他制御するので、 
> > ずれないという認識です。 
> >  
> > 検討の結果、オンラインリカバリ中のrsyncの方法に問題があったと 
> > 考えております。 
> >  
> > ・pgpool-IIユーザマニュアル 
> > http://pgpool.projects.postgresql.org/pgpool-II/doc/pgpool-ja.html 
> > -c(or --checksum)オプションを付けないと、ファイルが確実に転送されない... 
> >  
> > ・Selfkleptomaniac − pgpool-IIのオンラインリカバリではrsyncに要注意 
> > http://selfkleptomaniac.org/archives/1182 
> >  
> > 近々、rsyncに-cオプションを付けた形でオンラインリカバリを実行する予定です。 
> >  
> > アドバイスをありがとうございました。 
> > できれば実行した結果もこのMLにご報告いたします。 
> > 今後ともよろしくお願いいたします。 
> >  
> >  
> > -- 
> > Eiichi Ueda 
> > pst11841 @ hotmail.co.jp 
> >  
> >  
> >  
> >  > Date: Mon, 29 Aug 2011 19:24:02 +0900 
> >  > From: kitagawa @ sraoss.co.jp 
> >  > To: pst11841 @ hotmail.co.jp 
> >  > CC: pgpool-general-jp @ sraoss.jp 
> >  > Subject: Re: [pgpool-general-jp: 989] オンラインリカバリ直後の縮退 
> >  > 
> >  > 北川です。 
> >  > 
> >  > On Fri, 26 Aug 2011 15:32:27 +0900 
> >  > 上田 栄一 <pst11841 @ hotmail.co.jp> wrote: 
> >  > 
> >  > > 
> >  > > 上田と申します。 
> >  > > よろしくお願いします。 
> >  > > 
> >  > > pgpool-II 3.0.4を使用しています。(PostgreSQLは8.4) 
> >  > > オンラインリカバリを実行後、すぐに縮退してしまうので困っています。 
> >  > > 
> >  > > 現在replication_stop_on mismatchとreplicate_selectを 
> >  > >  
> > 有効にしているので、不整合があれば縮退するのは承知の・・紊任后・・錫鮠・・・苳・・碵雹錫鮠・・・苳・しかしオンラインリカバリ後、即刻、不整合で縮退が発生してしまうので、 
> >  > > それが不可解です。 
> >  > > (直後のログに「kind mismatch among backends.」が出ています) 
> >  > > 
> >  > > リカバリ自体は正常に終了していますが、実際にはどこかがうまくいって 
> >  > > いないのでしょうか。 
> >  > > 
> >  > > 見直すべきところや確認点などあれば、アドバイスいただけると助かります。 
> >  > 
> >  > 今回該当するかどうかわかりませんが、2年くらい前にオンラインリカバリを 
> >  > 実施するとシーケンスがずれるという報告がありました。 
> >  > 
> >  > お使いのオンラインリカバリのスクリプトには、その対策がされていますで 
> >  > しょうか? 
> >  > 
> >  > 現在の pgpool-II マニュアルには、その対策が行われたサンプルスクリプト 
> >  > が記載されています。 
> >  > 
> >  > 詳細は、以下のスレッドをご覧ください。 
> >  > htt p://www.sraoss.jp/pipermail/pgpool-general-jp/2009-August/000581.html 
> >  > 
> >  > 以上、手がかりとなれば幸いです。 
> >  > 
> >  > -- 
> >  > Toshihiro Kitagawa 
> >  > SRA OSS, Inc. Japan 
> >  > 
> >  
> > _______________________________________________ pgpool-general-jp  
> > mailing list pgpool-general-jp @ sraoss.jp  
> > http://www.sraoss.jp/mailman/listinfo/pgpool-general-jp 
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