[pgpool-general-jp: 567] Re: pgpool-II の複数台構成
Tatsuo Ishii
ishii @ sraoss.co.jp
2009年 5月 25日 (月) 09:22:27 JST
> http://pgpool.sraoss.jp/index.php?pgpool-II/tutorial
>
> の一番下を見て、「あーこういうのいけるんだな」と思っていたのですが、
> ちょっと確認させてください。
>
> 一 PostgreSQL バックエンド側に複数の pgpool-II が接続すること自体は、
> PostgreSQL 側から見たら複数のクライアントがいるのと同じようなものだろ
> うからまあ大丈夫なのだろう、と思うのですが(本当?)、どれか一つの
> pgpool-II が縮退運転に入ってしまった場合にまずい気がします。この理解合っ
> てます?
はい、合っています。なので、このセットアップをする際には、それぞれの
pgpool-IIで、バックエンドの障害状態について、意見が異なることが起きな
いようにしてください。
具体的には、pgpool-IIがいるホスト->スイッチの間でどれか一つだけ障害を
起さないように、ボンディングなどを使ってネットワーク接続を冗長化してく
ださい。スイッチ->PostgreSQLの間はたとえ障害を起しても、すべての
pgpool-IIが同じように障害だと認知するので、問題ないと思います。
> pgpool-II 自体を冗長化したい場合は pgpool-HA を使え、というのが正解
> でしょうか?
> あれ中身見てないのですが、Active/Standby で heartbeat で障害発生時に
> Virtual IP を移動させて、使う pgpool-II 自体は常に一つ、という形でしょ
> うか? Standby 側がもったいないけど、現実解としてはそういう形になりそ
> うに見えます……。
その通りです。
> # うちはいつも FreeBSD なので、やるとしたら CARP(VRRP) と relayd (L3
> # load balancer) の組み合わせ、かなあ。
その組合わせは興味があるので、是非レポートを。
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Tatsuo Ishii
SRA OSS, Inc. Japan
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