[pgpool-general-jp: 564] pgpool-II の複数台構成

Jun Kuriyama kuriyama+ml @ s2factory.co.jp
2009年 5月 22日 (金) 13:08:22 JST


http://pgpool.sraoss.jp/index.php?pgpool-II/tutorial

の一番下を見て、「あーこういうのいけるんだな」と思っていたのですが、
ちょっと確認させてください。

 一 PostgreSQL バックエンド側に複数の pgpool-II が接続すること自体は、
PostgreSQL 側から見たら複数のクライアントがいるのと同じようなものだろ
うからまあ大丈夫なのだろう、と思うのですが(本当?)、どれか一つの
pgpool-II が縮退運転に入ってしまった場合にまずい気がします。この理解合っ
てます?

 一台の pgpool-II が縮退していると、INSERT をすべてのバックエンドに書
き込まなくなるので、バックエンド全体の整合性が崩れますよね。それに気が
ついていない pgpool-II は間違ったバックエンドから SELECT してしまうか
もしれない。
 なので、この図の形だと問題がありそうに見えるのですが。各 pgpool-II
が状態を知らせ合って、縮退状態を共有するようになっていればいいのかもし
れないけど、今はそういう機能ありませんよね。

 pgpool-II 自体を冗長化したい場合は pgpool-HA を使え、というのが正解
でしょうか?
 あれ中身見てないのですが、Active/Standby で heartbeat で障害発生時に
Virtual IP を移動させて、使う pgpool-II 自体は常に一つ、という形でしょ
うか? Standby 側がもったいないけど、現実解としてはそういう形になりそ
うに見えます……。

# うちはいつも FreeBSD なので、やるとしたら CARP(VRRP) と relayd (L3
# load balancer) の組み合わせ、かなあ。


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Jun Kuriyama <kuriyama @ s2factory.co.jp> // S2 Factory, Inc.


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