5.15. その他の設定パラメータ

relcache_expire (integer)

リレーションキャッシュの寿命を秒単位で指定します。 リレーションキャッシュは、Pgpool-IIがテーブルの構造を含む様々な情報を取得したり、テーブルのタイプ(たとえば、参照されているテーブルが一時テーブルかどうかなど)をチェックするために使うPostgreSQLのシステムカタログの問い合わせ結果を保存しておくものです。 キャッシュはpgpoolの子プロセスのローカルメモリ空間に保管されています。 もしALTER TABLEでテーブルが変更された場合などは、リレーションキャッシュと一致しなくなります。 そのため、relcache_expireがキャッシュの寿命をコントロールしています。 デフォルトは0で、キャッシュの期限が切れることはありません。

このパラメータは、サーバ起動時にのみ設定できます。

relcache_size (integer)

リレーションキャッシュのエントリ数を指定します。 デフォルトは256です。

注意: もし以下のようなメッセージがPgpool-IIログに頻繁に出る場合は、パフォーマンス向上のためrelcache_sizeを大きくしてください。

       "pool_search_relcache: cache replacement happened"
      

このパラメータは、サーバ起動時にのみ設定できます。

check_temp_table (boolean)

onに設定されたとき、SELECTに含まれるテーブルが一時テーブルかどうかのチェックを行います。 一時テーブルをチェックするためPgpool-IIはプライマリ/マスターPostgreSQLバックエンドのシステムカタログに問い合わせ、プライマリ/マスタサーバの負荷を上げます。 もしシステムが決して一時テーブルを使用しないことが確かならば、安全にcheck_tmp_tableをoffにすることができます。 デフォルトはonです。

このパラメータはPgpool-IIの設定を再読み込みすることで変更可能です。 現在のセッションでのパラメータ値は、PGPOOL SETコマンドで変更することもできます。

check_unlogged_table (boolean)

onに設定されたとき、SELECTに含まれるテーブルがunloggedテーブルかどうかのチェックを行います。 unloggedテーブルをチェックするためPgpool-IIはプライマリ/マスターPostgreSQLバックエンドのシステムカタログに問い合わせ、プライマリ/マスタサーバの負荷を上げます。 もしシステムが決してunloggedテーブルを使用しないことが確かならば(たとえば、9.0 以前のバージョンのPostgreSQLを使っている)、安全にcheck_unlogged_tableをoffにすることができます。 デフォルトはonです。

このパラメータはPgpool-IIの設定を再読み込みすることで変更可能です。 現在のセッションでのパラメータ値は、PGPOOL SETコマンドで変更することもできます。

pid_file_name (string)

Pgpool-IIのプロセスIDを格納するファイルのフルパスを指定します。 デフォルトは'/var/run/pgpool/pgpool.pid'です。

このパラメータは、サーバ起動時にのみ設定できます。

logdir (string)

pgpool_statusファイルを格納するディレクトリのフルパスを指定します。 デフォルトは"/tmp"です。

このパラメータは、サーバ起動時にのみ設定できます。

health_check_test (boolean)

注意

実運用のシステムでこのパラメータをonにしないでください。 この機能はテスト目的専用です。

onにすると、ヘルスチェックのテスト機能が有効になります。 この場合、ヘルスチェックプロセスはlogdirの下にあるbackend_down_requestを参照します。 このファイルは、複数の行から構成され、各行は各々のバックエンドに対応します。 各行はバックエンドID(ゼロから始まる十進数でなければなりません)で始まり、続いてタブ、最後に"down"で終わります。 そのバックエンドはダウン状態と見なされ、Pgpool-IIはフェイルオーバを開始します。 フェイルオーバが完了すると、"down"はヘルスチェックプロセスによって"already_down"に書き換えられ、何度もフェイルオーバが起きることを防ぎます。

この機能は特にfailover_require_consensusのテストに有用です。 今3つのwatchdogノードがあるとします。 各々のwatchdogはバックエンド0の健全性を検証します。 "0 down"とwatchdog 0の配下のファイルのみに書き込むと、他のバックエンドはバックエンド0が健全ではないことに同意しないので、フェイルオーバは起きません。 このような、部分的なネットワーク障害がこの機能でシミュレーションできます。

デフォルトはoffです。

このパラメータは、サーバ起動時にのみ設定できます。