From pengbo @ sraoss.co.jp Mon Jan 23 11:19:53 2023 From: pengbo @ sraoss.co.jp (Bo Peng) Date: Mon, 23 Jan 2023 11:19:53 +0900 Subject: [pgpool-general-jp: 1722] =?iso-2022-jp?b?UGdwb29sLUlJIDQuNC4yLCA0LjMuNSwgNC4yLjEyLCA0LjEu?= =?iso-2022-jp?b?MTUsIDQuMC4yMiAbJEIkciVqJWohPCU5JDckXiQ3JD8hIxsoQg==?= Message-ID: <20230123111953.65bbc5600534713f9ceb4b47@sraoss.co.jp> Pgpool-II 4.4.2, 4.3.5, 4.2.12, 4.1.15, 4.0.22 をリリースしましたので、 お知らせいたします。 このリリースには、セキュリティ修正が含まれています。 以下の条件をすべて満たす場合、SHOW POOL_STATUSコマンドによりwd_lifecheck_userのパスワードが公開されます。 このコマンドは、Pgpool-IIに接続できるすべてのユーザーが実行できます。(CVE-2023-22332) * バージョン3.3以降 * use_watchdogがonに設定されている * wd_lifecheck_methodにqueryが設定されている * wd_lifecheck_passwordに平文のパスワードが設定されている 上記条件のすべてに該当するユーザは、これらの最新バージョンにアップグレードするか (show pool_statusコマンドでwd_lifecheck_passwordが表示されなくなる)、 次の回避策のいずれかを使用することを強くお勧めします。 4.0.x〜4.4.xユーザ向けの回避策: * Watchdogを無効にする。(use_watchdogをoffに設定する) * wd_lifecheck_methodにheartbeatを設定する。 * wd_lifecheck_passwordには空文字を設定し、パスワードはpool_passwdファイルに設定する。 * wd_lifecheck_passwordにAESで暗号化したパスワードを設定する。 いずれにせよ、PostgreSQLでwd_lifecheck_passwordを変更することをお勧めします。 3.3.x〜3.7.xユーザ向けの回避策: * Watchdogを無効にする。(use_watchdogをoffに設定する) * wd_lifecheck_methodにheartbeatを設定する。 いずれにせよ、PostgreSQLでwd_lifecheck_passwordを変更することをお勧めします。 Pgpool-II 3.7.xおよび以前のバージョンはサポートが終了しているため、 これらのバージョンのマイナーアップデートはリリースされません。 変更点についてはリリースノートをご覧ください。 https://www.pgpool.net/docs/latest/ja/html/release.html 以下からダウンロードすることができます。 https://pgpool.net/mediawiki/index.php/Downloads -- Bo Peng SRA OSS LLC https://www.sraoss.co.jp/