[pgpool-general-jp: 1699] Re: watchdogの自動仮想IP切替がうまく動作しない

Bo Peng pengbo @ sraoss.co.jp
2022年 5月 11日 (水) 13:40:43 JST


彭です。

> 初めまして、YASSEE と申します。
> watchdogの自動仮想IP切替がうまく動作しないため
> 昇格したサーバ側が利用できない状況になっております。
> 
> 今回初めてPgpool-II環境を構築したため理解不足があるかもしれませんが
> よろしくお願いします。
> 
> https://www.pgpool.net/docs/latest/ja/html/example-cluster.html
> 
> こちらのページを参考に設定しました。構成もほぼ同じです。
> 
> zabbixのDBを3台冗長構成にすることが目標です。
> 
> OS: Almalinux 8.5
> Kernel: 4.18.0-348.23.1.el8_5.x86_64
> PosrgreSQL: 14.2
> timescaleDB: 2.6.1
> 
> ホストは Windos10 Hyper-V、仮想マシン3台はクローンではなく
> 個別にインストールして作成。
> 
> ・pg-a (192.168.0.92)
> ・pg-b (192.168.0.93)
> ・pg-c (192.168.0.94)
> ・VIP  192.168.0.100
> 
> 現状、自動フェイルオーバ、オンラインリカバリなどすべて正常動作しています。
> 
> pg-a primary VIP
> pg-b stanby
> pg-c stanby
> 
> な状況だとして、pg-aのPostgreSQLを手動停止。フェイルーバー動作して pg-bが昇格しても
> VIPは pg-aのままで pg-b に切替とならないためDB接続できない状況になります。
> 
> pg-a でsystemctl restart pgpool を実行すればVIP解放されます。

こちらは正しい動作となります。

Pgpool 複数台構成の場合、クライアントが VIP 経由で Pgpool-II(リーダー)に接続します。
そのため、VIP は PostgreSQL ではなく、Pgpool-IIのリーダーノードに紐づくものとなります。

Pgpool-II リーダーノードが切り替わる際に、VIP の切り替えが自動的に行われます。

以上、よろしくお願いします。
 
> /etc/pgpool-II/escalation.sh はサンプルそのままなのですが、
> 試しにそのまま コンソールで IP変えただけで実行
> 
> /usr/bin/sudo /sbin/ip addr add 192.168.0.101/24 dev eth0 label eth0:1
> /usr/bin/sudo /sbin/ip addr del 192.168.0.101/24 dev eth0
> 
> 正常にIP追加と削除が動作します。でも
> 
> /usr/bin/sudo /sbin/ip addr del 192.168.0.100/24 dev eth0
> 
> をやっても何も変化しません。どうも pgpoolが起動中はVIPは手動開放できない動きに見えます。
> 
> お気づきの点があればご教授ください。
> 


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Bo Peng <pengbo @ sraoss.co.jp>
SRA OSS, Inc. Japan
http://www.sraoss.co.jp/


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