[pgpool-general-jp: 1422] pgpool-II 3.5.4, 3.4.8, 3.3.12, 3.2.17 and 3.1.20 released

Bo Peng pengbo @ sraoss.co.jp
2016年 8月 31日 (水) 13:01:32 JST


彭です。

3.5.4, 3.4.8, 3.3.12, 3.2.17, 3.1.20 をリリースしましたので
お知らせいたします。

以下からダウンロードすることができます。
http://pgpool.net/mediawiki/index.php/Downloads



                        3.5.4 (ekieboshi) 2016/08/31

* 概要

    このバージョンは 3.5.3 に対するバグ修正リリースです。

    __________________________________________________________________

* バグ修正

    - show pool_nodes でのバッファオーバーランを修正しました。(Tatsuo Ishii)
      
      show pool_nodes を実行時、hostname に割り当てられたバッファが十分では
      ないのが原因でした。pgpool.conf のバッファサイズと同じようにしました。

    - pgpool メインプロセスの wait(2) の扱いを修正しました。(Tatsuo Ishii)
      
      システムコールで pgpool メインプロセスの wait(2) が無限ループを引き起
      こす可能性があります。この修正で、 wait(2) の代わりに、waitpid(2) を使
      うように変更しました。

    - シグナルハンドラ中でエラー番号を保存するようになりました。 (Tatsuo Ishii)

    - pcp_listen_addresses パラメータの処理の不具合を修正しました。(Muhammad Usama)

    - "kind mismatch" エラーメッセージの処理について修正しました。
      
      多くの"kind mismatch..."エラーは、NOTICE や WARNING メッセージが DBノードの
      いくつかで起こることによるものです。この修正では、そうしたケースにおい
      て、"kind mismatch..."エラーを引き起こすのではなく、NOTICE や WARNING
      メッセージをフロントエンドに送るようになりました。
      これにより、"kind mismatch..."エラーの発生が減少します。
      
      詳しくは、[pgpool-hackers: 1501] を参照してください。

    - 「MAJOR」マクロによる発生しうるセグメンテーションフォルトを修正しました。
      (Tatsuo Ishii)
      
      「MAJOR」が pool_virtual_master_db_node_id() を呼出し、戻り値 idを使って
      backend->slots[id]->con にアクセスします。DB にアクセスできない場合
      (ほとんど発生しない)、con->major にアクセスし、メンテーションフォルトを
      引き起す可能性がありました。
      
      bug #225 の報告によります。

    - watchdog に関するコーデイングミスを修正しました。(Muhammad Usama)
      
      wd_issue_failover_lock_command() 関数が wd_send_failover_sync_command()
      関数に NODE_FAILBACK_CMD ではなく、渡してきたコマンドタイプを引数として
      渡すように修正しました。
      この修正で、いくつかのログメッセージも改善しました。

    - doc : 英語ドキュメントのタイポを修正しました。(Muhammad Usama)

    - 他のノードが利用できない場合、pgpool が IPアドレスをエスカレートしない不具合
      を修正しました。(Muhammad Usama)
      
      Heartbeat destination が IPアドレスで指定され、wd_hostname が hostname で設定
      される場合、heartbeat receiver が heartbeat sender watchdog ノードを識別でき
      なかったのが原因でした。
      逆の場合でも同様なエラーが起こります。
      
      bug #215 の報告によります。

    - Pgpool 再起動後、PostgreSQL ノードのデータ不整合があったのでこれを修正しました。
      (Muhammad Usama)
      
      watchdog がバックエンドノードを同期させなかったのが原因でした。
      
      bug #218 の報告によります。

    - SIGUSR1 シグナルハンドラーを watchdog の初期化前にインストールするように修正
      しました。(Muhammad Usama)
      
      watchdog 初期化直後に 他のwatchdog ノードから failover リクエストがあった場合、
      SIGUSR1 シグナルハンドラーのインストールを待っていれば、クラッシュが発生する
      可能性がありました。

    - doc : 日本語ドキュメントのタイポを修正しました。(Bo Peng)

    - ネットワークが回復した場合、pgpool が IPアドレスを降格しない不具合を修正しました。
      (Muhammad Usama)
      
      bug #228 の報告によります。

    - Portal suspend を受け取ったときのハングを修正しました。(Tatsuo Ishii)
      
      bug #230 の報告によります。

    - test : bug 230 のリグレッションテストを追加しました。(Tatsuo Ishii)

    - ログメッセージのタイポを修正しました。(Muhammad Usama)

    - ソケットの操作に失敗したときのエラーメッセージを修正しました。(Muhammad Usama)

    - pool_check_fd()のヘルスチェックタイマーの期限切れ条件を強化しました。(Muhammad Usama)

    - doc : connection_cache に関するコメントを追加しました。(Tatsuo Ishii)

    - pool_get_config() で pcp_socket_dir が削除された不具合を修正しました。(Muhammad Usama)

    - 「pg_md5 -m」を実行時 out of memory が発生する不具合を修正しました。(Muhammad Usama)
      
      bug #236 の報告によります。

    - listen_addresses が空の場合、Pgpool-II が起動できない不具合を修正しました。
      (Muhammad Usama)
      
      TCP listen addresses が空の場合、socket descriptor 配列(fds[])の終了
      マークがないのが原因でした。
      
      bug #237 の報告によります。

===============================================================================

                        3.4.8 (tataraboshi) 2016/08/31

* 概要

    このバージョンは 3.4.7 に対するバグ修正リリースです。

    __________________________________________________________________

* バグ修正

    - show pool_nodes でのバッファオーバーランを修正しました。(Tatsuo Ishii)
      
      show pool_nodes を実行時、hostname に割り当てられたバッファが十分では
      ないのが原因でした。pgpool.conf のバッファサイズと同じようにしました。

    - pgpool メインプロセスの wait(2) の扱いを修正しました。(Tatsuo Ishii)
      
      システムコールで pgpool メインプロセスの wait(2) が無限ループを引き起
      こす可能性があります。この修正で、 wait(2) の代わりに、waitpid(2) を使
      うように変更しました。

    - シグナルハンドラ中でエラー番号を保存するようになりました。 (Tatsuo Ishii)

    - pcp_listen_addresses パラメータの処理の不具合を修正しました。(Muhammad Usama)

    - "kind mismatch" エラーメッセージの処理について修正しました。
      
      多くの"kind mismatch..."エラーは、NOTICE や WARNING メッセージが DBノードの
      いくつかで起こることによるものです。この修正では、そうしたケースにおい
      て、"kind mismatch..."エラーを引き起こすのではなく、NOTICE や WARNING
      メッセージをフロントエンドに送るようになりました。
      これにより、"kind mismatch..."エラーの発生が減少します。
      
      詳しくは、[pgpool-hackers: 1501] を参照してください。

    - 「MAJOR」マクロによる発生しうるセグメンテーションフォルトを修正しました。
      (Tatsuo Ishii)
      
      「MAJOR」が pool_virtual_master_db_node_id() を呼出し、戻り値 idを使って
      backend->slots[id]->con にアクセスします。DB にアクセスできない場合
      (ほとんど発生しない)、con->major にアクセスし、メンテーションフォルトを
      引き起す可能性がありました。
      
      bug #225 の報告によります。

    - doc : 英語ドキュメントのタイポを修正しました。(Muhammad Usama)

    - doc : 日本語ドキュメントのタイポを修正しました。(Bo Peng)

    - ログメッセージのタイポを修正しました。(Muhammad Usama)

    - pool_check_fd()のヘルスチェックタイマーの期限切れ条件を強化しました。(Muhammad Usama)

    - doc : connection_cache に関するコメントを追加しました。(Tatsuo Ishii)

    - listen_addresses が空の場合、Pgpool-II が起動できない不具合を修正しました。
      (Muhammad Usama)
      
      TCP listen addresses が空の場合、socket descriptor 配列(fds[])の終了
      マークがないのが原因でした。
      
      bug #237 の報告によります。

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                        3.3.12 (tokakiboshi) 2016/08/31

* 概要

    このバージョンは 3.3.11 に対するバグ修正リリースです。

    __________________________________________________________________

* バグ修正

    - show pool_nodes でのバッファオーバーランを修正しました。(Tatsuo Ishii)
      
      show pool_nodes を実行時、hostname に割り当てられたバッファが十分では
      ないのが原因でした。pgpool.conf のバッファサイズと同じようにしました。

    - pgpool メインプロセスの wait(2) の扱いを修正しました。(Tatsuo Ishii)
      
      システムコールで pgpool メインプロセスの wait(2) が無限ループを引き起
      こす可能性があります。この修正で、 wait(2) の代わりに、waitpid(2) を使
      うように変更しました。

    - "kind mismatch" エラーメッセージの処理について修正しました。
      
      多くの"kind mismatch..."エラーは、NOTICE や WARNING メッセージが DBノードの
      いくつかで起こることによるものです。この修正では、そうしたケースにおい
      て、"kind mismatch..."エラーを引き起こすのではなく、NOTICE や WARNING
      メッセージをフロントエンドに送るようになりました。
      これにより、"kind mismatch..."エラーの発生が減少します。
      
      詳しくは、[pgpool-hackers: 1501] を参照してください。

    - 「MAJOR」マクロによる発生しうるセグメンテーションフォルトを修正しました。
      (Tatsuo Ishii)
      
      「MAJOR」が pool_virtual_master_db_node_id() を呼出し、戻り値 idを使って
      backend->slots[id]->con にアクセスします。DB にアクセスできない場合
      (ほとんど発生しない)、con->major にアクセスし、メンテーションフォルトを
      引き起す可能性がありました。
      
      bug #225 の報告によります。

    - doc : 英語ドキュメントのタイポを修正しました。(Muhammad Usama)

    - doc : 日本語ドキュメントのタイポを修正しました。(Bo Peng)

    - ログメッセージのタイポを修正しました。(Muhammad Usama)

    - doc : connection_cache に関するコメントを追加しました。(Tatsuo Ishii)

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                        3.2.17 (namameboshi) 2016/08/31

* 概要

    このバージョンは 3.2.16 に対するバグ修正リリースです。

    __________________________________________________________________

* バグ修正

    - show pool_nodes でのバッファオーバーランを修正しました。(Tatsuo Ishii)
      
      show pool_nodes を実行時、hostname に割り当てられたバッファが十分では
      ないのが原因でした。pgpool.conf のバッファサイズと同じようにしました。

    - pgpool メインプロセスの wait(2) の扱いを修正しました。(Tatsuo Ishii)
      
      システムコールで pgpool メインプロセスの wait(2) が無限ループを引き起
      こす可能性があります。この修正で、 wait(2) の代わりに、waitpid(2) を使
      うように変更しました。

    - "kind mismatch" エラーメッセージの処理について修正しました。
      
      多くの"kind mismatch..."エラーは、NOTICE や WARNING メッセージが DBノードの
      いくつかで起こることによるものです。この修正では、そうしたケースにおい
      て、"kind mismatch..."エラーを引き起こすのではなく、NOTICE や WARNING
      メッセージをフロントエンドに送るようになりました。
      これにより、"kind mismatch..."エラーの発生が減少します。
      
      詳しくは、[pgpool-hackers: 1501] を参照してください。

    - 「MAJOR」マクロによる発生しうるセグメンテーションフォルトを修正しました。
      (Tatsuo Ishii)
      
      「MAJOR」が pool_virtual_master_db_node_id() を呼出し、戻り値 idを使って
      backend->slots[id]->con にアクセスします。DB にアクセスできない場合
      (ほとんど発生しない)、con->major にアクセスし、メンテーションフォルトを
      引き起す可能性がありました。
      
      bug #225 の報告によります。

    - doc : 日本語ドキュメントのタイポを修正しました。(Bo Peng)

    - ログメッセージのタイポを修正しました。(Muhammad Usama)

    - doc : connection_cache に関するコメントを追加しました。(Tatsuo Ishii)

===============================================================================

                        3.1.20 (hatsuiboshi) 2016/08/31

* 概要

    このバージョンは 3.1.19 に対するバグ修正リリースです。

    __________________________________________________________________

* バグ修正

    - show pool_nodes でのバッファオーバーランを修正しました。(Tatsuo Ishii)
      
      show pool_nodes を実行時、hostname に割り当てられたバッファが十分では
      ないのが原因でした。pgpool.conf のバッファサイズと同じようにしました。

    - pgpool メインプロセスの wait(2) の扱いを修正しました。(Tatsuo Ishii)
      
      システムコールで pgpool メインプロセスの wait(2) が無限ループを引き起
      こす可能性があります。この修正で、 wait(2) の代わりに、waitpid(2) を使
      うように変更しました。

    - "kind mismatch" エラーメッセージの処理について修正しました。
      
      多くの"kind mismatch..."エラーは、NOTICE や WARNING メッセージが DBノードの
      いくつかで起こることによるものです。この修正では、そうしたケースにおい
      て、"kind mismatch..."エラーを引き起こすのではなく、NOTICE や WARNING
      メッセージをフロントエンドに送るようになりました。
      これにより、"kind mismatch..."エラーの発生が減少します。
      
      詳しくは、[pgpool-hackers: 1501] を参照してください。

    - 「MAJOR」マクロによる発生しうるセグメンテーションフォルトを修正しました。
      (Tatsuo Ishii)
      
      「MAJOR」が pool_virtual_master_db_node_id() を呼出し、戻り値 idを使って
      backend->slots[id]->con にアクセスします。DB にアクセスできない場合
      (ほとんど発生しない)、con->major にアクセスし、メンテーションフォルトを
      引き起す可能性がありました。
      
      bug #225 の報告によります。

    - doc : 日本語ドキュメントのタイポを修正しました。(Bo Peng)

    - ログメッセージのタイポを修正しました。(Muhammad Usama)

    - doc : connection_cache に関するコメントを追加しました。(Tatsuo Ishii)

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Bo Peng <pengbo @ sraoss.co.jp>
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