[pgpool-general-jp: 1400] pgpool-II 3.5.2, 3.4.6, 3.3.10, 3.2.15, 3.1.18, and pgpoolAdmin 3.5.2 released

Bo Peng pengbo @ sraoss.co.jp
2016年 4月 26日 (火) 17:35:13 JST


彭です。

3.5.2, 3.4.6, 3.3.10, 3.2.15, 3.1.18, および pgpoolAdmin 3.5.2 をリリース
しましたのでお知らせいたします。

以下からダウンロードすることができます。
http://pgpool.net/mediawiki/index.php/Downloads



                        3.5.2 (ekieboshi) 2016/04/26

* 概要

    このバージョンは 3.5.1 に対するバグ修正リリースです。

    __________________________________________________________________

* バグ修正

    - trusted_servers チェック時のセグメンテーションフォルトを修正しました。 
      (Muhammad Usama)

      pgpool-II 3.4 からは PostgreSQL のメモリマネージャおよび例外
      マネージャ APIを流用していますが 、それはスレッドセーフではありません。
      上位接続を確認するため ping の応答で信頼できるサーバ確認時、
      watchdog lifecheck プロセスでセグメンテーションフォルトを引き起こして
      います。これを、スレッドを削除し、子プロセスを使うように修正しました。

      この問題は [pgpool-general: 4569] で報告されました。

    - black_function_list と white_function_list の項目数の上限をなくしました。
      (Muhammad Usama)

      pgpool_config の black_function_list/white_function_list を保持する配列は、
      固定サイズの malloc で確保していました。これはリストの項目数に上限があること
      を意味しています。そのため black_function_list と white_function_list 
      配列がサイズ上限に達する場合、realloc を使うことで配列サイズを増やすように
      修正されました。

    - 拡張プロトコルにおける空クエリの場合、発生し得るハングアップを修正し
      ました。(Tatsuo Ishii)

      pgpool は空のクエリの応答に対して、クエリ進行中フラグをリセットせず、
      バックエンドの応答を待ち続けることが原因でした。
      この修正では、空のクエリの応答を得た場合、pgpool はクエリ進行中フラグを
      リセットし、フロントエンドから Sync メッセージを受信するように修正し
      ました。

      bug #190 の報告によります。

    - レプリケーションモードにおける load_balance_mode = off の場合でも、
      一部のクエリがプライマリサーバ以外にも転送されていました。この挙動を変更
      し、load_balance_mode = offの場合はすべてのクエリをプライマリサーバにの
      み送るようにしました。(Tatsuo Ishii)

      この修正で、load_balance_mode = off の場合、すべてのクエリがプライマリ
      サーバにのみ送信されます。

      bug #189 の報告によります。

    - pcp_proc_count コマンドの出力結果のプロセス ID を 6 桁まで表示できる
      よう修正しました。 (Bo Peng)

      特定の環境において、pcp_proc_count コマンドの出力結果のプロセス ID が
      6 桁の場合、6 番目の文字が表示されませんでした。
      この修正で、プロセス ID が最大 6 桁まで表示するよう変更しました。

      bug #188 の報告によります。



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                        3.4.6 (tataraboshi) 2016/04/26

* 概要

    このバージョンは 3.4.5 に対するバグ修正リリースです。

    __________________________________________________________________

* バグ修正

    - trusted_servers チェック時のセグメンテーションフォルトを修正しました。 
      (Muhammad Usama)

      pgpool-II 3.4 からは PostgreSQL のメモリマネージャおよび例外
      マネージャ APIを流用していますが 、それはスレッドセーフではありません。
      上位接続を確認するため ping の応答で信頼できるサーバ確認時、
      watchdog lifecheck プロセスでセグメンテーションフォルトを引き起こして
      います。これを、スレッドを削除し、子プロセスを使うように修正しました。

      この問題は [pgpool-general: 4569] で報告されました。

    - black_function_list と white_function_list の項目数の上限をなくしました。
      (Muhammad Usama)

      pgpool_config の black_function_list/white_function_list を保持する配列は、
      固定サイズの malloc で確保していました。これはリストの項目数に上限があること
      を意味しています。そのため black_function_list と white_function_list 
      配列がサイズ上限に達する場合、realloc を使うことで配列サイズを増やすように
      修正されました。

    - レプリケーションモードにおける load_balance_mode = off の場合でも、
      一部のクエリがプライマリサーバ以外にも転送されていました。この挙動を変更
      し、load_balance_mode = offの場合はすべてのクエリをプライマリサーバにの
      み送るようにしました。(Tatsuo Ishii)

      この修正で、load_balance_mode = off の場合、すべてのクエリがプライマリ
      サーバにのみ送信されます。

      bug #189 の報告によります。

    - pcp_proc_count コマンドの出力結果のプロセス ID を 6 桁まで表示できる
      よう修正しました。 (Bo Peng)

      特定の環境において、pcp_proc_count コマンドの出力結果のプロセス ID が
      6 桁の場合、6 番目の文字が表示されませんでした。
      この修正で、プロセス ID が最大 6 桁まで表示するよう変更しました。

      bug #188 の報告によります。



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                        3.3.10 (tokakiboshi) 2016/04/26

* 概要

    このバージョンは 3.3.9 に対するバグ修正リリースです。

    __________________________________________________________________

* バグ修正

    - black_function_list と white_function_list の項目数の上限をなくしました。
      (Muhammad Usama)

      pgpool_config の black_function_list/white_function_list を保持する配列は、
      固定サイズの malloc で確保していました。これはリストの項目数に上限があること
      を意味しています。そのため black_function_list と white_function_list 
      配列がサイズ上限に達する場合、realloc を使うことで配列サイズを増やすように
      修正されました。

    - レプリケーションモードにおける load_balance_mode = off の場合でも、
      一部のクエリがプライマリサーバ以外にも転送されていました。この挙動を変更
      し、load_balance_mode = offの場合はすべてのクエリをプライマリサーバにの
      み送るようにしました。(Tatsuo Ishii)

      この修正で、load_balance_mode = off の場合、すべてのクエリがプライマリ
      サーバにのみ送信されます。

      bug #189 の報告によります。

    - pcp_proc_count コマンドの出力結果のプロセス ID を 6 桁まで表示できる
      よう修正しました。 (Bo Peng)

      特定の環境において、pcp_proc_count コマンドの出力結果のプロセス ID が
      6 桁の場合、6 番目の文字が表示されませんでした。
      この修正で、プロセス ID が最大 6 桁まで表示するよう変更しました。

      bug #188 の報告によります。



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                        3.2.15 (namameboshi) 2016/04/26

* 概要

    このバージョンは 3.2.14 に対するバグ修正リリースです。

    __________________________________________________________________

* バグ修正

    - black_function_list と white_function_list の項目数の上限をなくしました。
      (Muhammad Usama)

      pgpool_config の black_function_list/white_function_list を保持する配列は、
      固定サイズの malloc で確保していました。これはリストの項目数に上限があること
      を意味しています。そのため black_function_list と white_function_list 
      配列がサイズ上限に達する場合、realloc を使うことで配列サイズを増やすように
      修正されました。

    - レプリケーションモードにおける load_balance_mode = off の場合でも、
      一部のクエリがプライマリサーバ以外にも転送されていました。この挙動を変更
      し、load_balance_mode = offの場合はすべてのクエリをプライマリサーバにの
      み送るようにしました。(Tatsuo Ishii)

      この修正で、load_balance_mode = off の場合、すべてのクエリがプライマリ
      サーバにのみ送信されます。

      bug #189 の報告によります。

    - pcp_proc_count コマンドの出力結果のプロセス ID を 6 桁まで表示できる
      よう修正しました。 (Bo Peng)

      特定の環境において、pcp_proc_count コマンドの出力結果のプロセス ID が
      6 桁の場合、6 番目の文字が表示されませんでした。
      この修正で、プロセス ID が最大 6 桁まで表示するよう変更しました。

      bug #188 の報告によります。



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                        3.1.18 (hatsuiboshi) 2016/04/26

* 概要

    このバージョンは 3.1.17 に対するバグ修正リリースです。

    __________________________________________________________________

* バグ修正

    - black_function_list と white_function_list の項目数の上限をなくしました。
      (Muhammad Usama)

      pgpool_config の black_function_list/white_function_list を保持する配列は、
      固定サイズの malloc で確保していました。これはリストの項目数に上限があること
      を意味しています。そのため black_function_list と white_function_list 
      配列がサイズ上限に達する場合、realloc を使うことで配列サイズを増やすように
      修正されました。

    - レプリケーションモードにおける load_balance_mode = off の場合でも、
      一部のクエリがプライマリサーバ以外にも転送されていました。この挙動を変更
      し、load_balance_mode = offの場合はすべてのクエリをプライマリサーバにの
      み送るようにしました。(Tatsuo Ishii)

      この修正で、load_balance_mode = off の場合、すべてのクエリがプライマリ
      サーバにのみ送信されます。

      bug #189 の報告によります。

    - pcp_proc_count コマンドの出力結果のプロセス ID を 6 桁まで表示できる
      よう修正しました。 (Bo Peng)

      特定の環境において、pcp_proc_count コマンドの出力結果のプロセス ID が
      6 桁の場合、6 番目の文字が表示されませんでした。
      この修正で、プロセス ID が最大 6 桁まで表示するよう変更しました。

      bug #188 の報告によります。


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Bo Peng <pengbo @ sraoss.co.jp>
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