A.1. リリース 4.2.5

PGPOOL SHOWコマンドのother_pgpoolオプションをwatchdogに変更しました。(Bo Peng)

4.2からother_pgpoolパラメータが削除されたため、 other_pgpoolオプションをwatchdogに変更すべきでした。

Watchdogを利用する場合に、follow_primary_commandの実行に失敗する不具合を修正しました。 (bug 731) (Muhammad Usama)

parse_wd_exec_cluster_command_json()関数のコーディングミスによるセグメンテーションが原因でした。 この不具合は4.2.4で導入され、4.2.3以前のバージョンには影響しません。

PGPOOL SHOW heartbeatおよびPGPOOL SHOW ALLコマンドの不具合を修正しました。(Bo Peng)

log_rotation_ageを0に設定できない不具合を修正しました。(Tatsuo Ishii)

ドキュメントによると、log_rotation_ageを0に設定することで、 ログローテーション機能を無効にすることが可能です。 ただし、許可される最小値が誤って10に設定されていたため、log_rotation_ageを0に設定できませんでした。

rawモードでの誤った負荷分散ノードの表示を修正しました。(Bo Peng)

rawモードでは、Pgpool-IIはすべてのクエリをメインノードに送信します。 この不具合は表示上の問題だけで、クエリの転送処理に影響はないですが、 ユーザを混乱させる可能性があるので、修正しました。

Pgpool-IIのloggerプロセスがCPUの100%を消費する問題を修正しました。(Tatsuo Ishii)

問題の報告、パッチはFang Junより提供されました。 Discussion: [pgpool-hackers: 3992]

SIモードにおいて、内部トランザクションがスナップショットを取得しない不具合を修正しました。(Tatsuo Ishii)

PGPOOL SHOW ALLの実行結果にbackend_flag*が2回表示される不具合を修正しました。(Tatsuo Ishii)

Doc: PGPOOL SHOWコマンドを実行する際に、大文字を含むパラメータ名の場合には、 パラメータ名をダブルクォートで囲んで実行する必要があることを追加しました。(Bo Peng)

新しいメインノードが利用できない場合に何もしないようにpgpool_setupを修正しました。(Tatsuo Ishii)