A.31. リリース 4.0.15

ドメイン名を含めたホスト名の長さの最大値を変更しました。(Tatsuo Ishii)

ホスト名の長さの最大値を128にしていましたが、正しくは254でした。 Discussion: [pgpool-hackers: 3903]

クエリキャッシュでSQLValueFunctionsを含むクエリをキャッシュしないようにしました。(Tatsuo Ishii)

SQLValueFunctionsの一覧は以下になります。

• CURRENT_DATE

• CURRENT_TIME

• CURRENT_TIMESTAMP

• LOCALTIME

• LOCALTIMESTAMP

• CURRENT_ROLE

• CURRENT_USER

• SESSION_USER

• USER

• CURRENT_CATALOG

• CURRENT_SCHEMA

SIモードにおける不正なメッセージの送信を修正しました。(Tatsuo Ishii)

クエリがシリアル化エラーなどの特定の理由によってアボートしたとき、Pgpool-IIは メインノード以外で実行されているトランザクションを中止するためにエラークエリを送信します。そのメッセージ長が 正しくなかったためバックエンドで「invalid string in message」エラーが発生していました。

watchdog通信の競合状態を修正しました。(Tatsuo Ishii)

メインプロセスがwatchdogプロセスから通知された処理を実行中に、watchdogプロセスが新しいメッセージを メインプロセスに通知したとき、新しいメッセージが処理されるまでに大幅な遅延が発生していました。 Discussion: [pgpool-hackers: 3900]

再起動後にwatchdogノードステータスが更新されない問題を修正しました。 (bug 684) (Muhammad Usama)

Doc: いくつかのドキュメントのtypoを修正しました。(Bo Peng)

Doc: インメモリクエリキャッシュのtypoを修正しました。(Tatsuo Ishii)

Doc: wd_life_pointの説明を修正しました。(Masaya Kawamoto)

pgpool_setupで使用されるrsyncのパラメータを修正しました。(Tatsuo Ishii)

pgpool_setup中のベースバックアップ処理を修正しました。(Tatsuo Ishii)

watchdog_setupのスクリプトを修正しました。(Tatsuo Ishii)

watchdog_setupによって生成されるshutdownallスクリプトは、全体シャットダウンでは 不必要なフェイルオーバ処理を引き起こしていました。

031.connection_life_timeの不具合を修正しました。(Tatsuo Ishii)