4.1. Pgpool-IIユーザアカウント

外部へアクセスできるサーバデーモンと同じように、Pgpool-IIを独立したユーザアカウントで実行することをお勧めします。 このユーザアカウントは、サーバによって管理されるデータのみを所有する必要があります。 また、他のデーモンとアカウントを共有しない方が良いです。 (例えば、nobodyユーザの使用はお勧めできません。) このユーザによって所有される実行プログラムをインストールすることも好ましくありません。 システムが攻撃を受けた場合などに、自分自身のバイナリを変更されてしまう可能性があるからです。

システムにUnixのユーザアカウントを追加するためには、コマンドuseraddadduserを使用してください。 pgpoolというユーザ名がよく使われ、本書全体でも使用していますが、好みの名前を使用しても構いません。